面会交流に対する相手の不安を払拭する解決策を提示して調停を成立させた事例
20代男性Nさん(会社員)
相談内容
CONSULTATION
妻との間で離婚すること及び妻が親権者になることについて合意できているが、子(幼児)との面会交流について揉めており、離婚調停になっているというご相談でした。
妻は、面会交流を実施すること自体には応じているものの、面会交流時に子の写真を撮ることについては合意できないとし、他方で、ご依頼者である夫は、面会交流時に子の写真を撮りたいという強い要望がありました。
妻は、面会交流を実施すること自体には応じているものの、面会交流時に子の写真を撮ることについては合意できないとし、他方で、ご依頼者である夫は、面会交流時に子の写真を撮りたいという強い要望がありました。
- 弁護士によるサポート状況
- 弁護士は、妻がなぜ写真撮影に応じないのか、調停委員を介して理由を探りました。
すると、妻は、夫が写真をSNSなどに投稿することを心配しているとの回答がありました。
そこで、弁護士は、ご依頼者様と協議の上、SNSなどに写真を投稿することはないということを調停条項に入れることを提案しました。
ところが妻は、それでも写真撮影は認めないという回答でした。
妻の写真撮影拒否の意向は極めて強く、他方で、夫の写真撮影に対する希望は強かったことから、調停が不成立となるかのような空気が流れ始めました。
解決結果
SOLUTION
弁護士は、調停不成立は避けるべきと判断し、妻が写真撮影を拒む理由を粘り強く確認しました。
すると、妻が、スマホののっとりなどにより、写真が流出する可能性を心配していることが明らかになりました。
そこで、弁護士から、スマホではなくインスタントカメラで撮影することを提案しました。
その途端、妻からそれであれば写真撮影を認めるとの回答が得られ、無事に調停が成立しました。
すると、妻が、スマホののっとりなどにより、写真が流出する可能性を心配していることが明らかになりました。
そこで、弁護士から、スマホではなくインスタントカメラで撮影することを提案しました。
その途端、妻からそれであれば写真撮影を認めるとの回答が得られ、無事に調停が成立しました。
弁護士のコメント
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